opensslとopensshをソースからビルドしてインストールした。
SSHの起動を確認して無事SSHでログインを確認して、telnetでもログイン禁止した。
ここまではよかった。
システムをリブートすると、、、
SSHログインができない!
どうもsshdの起動がミスっている模様・・・。
「しまった~!」
と叫んでも後の祭り。
ご丁寧にtelnetを止めてしまったのでシェルで何もできない。
とりあえずファイルサーバーとしては動いてはいるが、UIDとGIDがうちの環境とは違うので修正が必要だ。
それをしようと思っていたのに。
当然玄箱はキーボードもモニタ接続できないので何もできない。
本体背面のリセットボタンを3秒押してみる。
初期化されたのはsambaの設定と本体の名称やIPアドレスのみ。
困った。
ファームウェアを書き換えようと玄箱のファーム書き換えツールを起動した。
ツールは玄箱を認識できない。
どうもファーム1.02からセキュリティの関係で認識できないようにしたようだ。
非常に迷惑な仕様だ。
玄箱BBSの過去ログを見て見る。
同じように困っている人がいた。
結論は玄箱のルートパーティションを壊さないといけないらしい・・・。
とても迷惑な仕様だ。
どうにもならないのでHDDのバックアップをとる。
ファイルの退避に3時間。
それから玄箱をばらし、HDDを取り出し、USBケースにそのHDDを取り付けWindowsXPマシンで認識させる。
管理ツールでルートパーティションを削除した。
再びHDDを玄箱に取り付け。ファーム書き換えツールを起動。
玄箱を認識したところが恨めしい。
ファームを初期状態に書き換えた。
ファイル共有用のパーティションが書き換えられないことを祈った。
祈った。
本当に祈った。
システムパーティションってルートパーティションかと一瞬喜んだが、
すべてまっさらな状態にされていた・・・・。
と言う訳で玄人志向の製品はやってみないとわからないことが多いんだね。
ちなみに、取り出したHDは既存のLinuxにマウントして、ルートパーティションを削除しないようにして中だけフォーマットすれば状況は変わったかもしれない。
試していないのでわからないが、手間がかかるのでやらなかった。
Windowsからではext2は未知のフォーマットとしか認識できないので削除するしかないんだよね。