仕事でプロジェクト単位のML(メーリングリスト)が何本かスタートした関係で、外出時も定期的にMLに目を通す必要がでてきた。
しばらくはPalm m505とNM502iとで赤外線経由でネットに接続して頑張った。
m505にCF(コンパクトフラッシュ)が搭載されていれば、p-inなどのPHSデータ通信カードが使用できていた。
しかしm505には無い。
当時はドコモがシグマリオンを発売し、p-inと同時販売をしていた。
WindowsCE機はなんとなく敬遠していた。マイクロソフトだし。
しかし色々調べていくうちに同じWindowsと言う事もあり、なにかと便利そうであった。
やはり小さいながらもフルキーボードと640*320の画面は何かと便利そうだ。
そんな中シグマリオン2が発売された。
ゼロハリバートンのデザインは継承され、処理速度もパワーアップされた。
という訳で限定品のポリッシュブルーのシグマリオン2を購入し、WindowsCEデビューを果たした。
ちなみにシグマリオンはNECの名機モバイルギアのOEMだ。
中身はほとんどモバイルギアと同等なのに販売価格がかなり下に設定されている。
ドコモに好感を持った瞬間だ。
さて安い変わりに手抜き仕様があった。
なんと別売りのUSBケーブルはWindows2000のドライバが付いていない。
Windows98(&Me)でしか使用できないのだ。Windows2000に対応しているのはシリアルケーブルと言う手抜きぶりにあきれてしまった。
この変の苦労は
こちらで。
とは言えシグマリオンは素晴らしい機種だ。
液晶は汚いが、エクセルも使えるし、パワーポイントのファイルも見ることができる。
しかもリモートデスクトップのクライアントも装備されているので、自宅PCに接続もできたりした。
個人的には
PocketWZが使えたことは大きい。
プログラムを書くことができたから。