Windows95を知人宅で初めて見たとき、彼はDOS窓を使用していました。
彼とはMS-DOSで一緒にファミコンのクロス開発をしていた仲です。
DOS窓を使いつつ、
「やめられないんだよね。あると安心する」
と言ったことが印象残っています。
それから彼とPSの開発に加わり、PSの開発環境がDOSベースだったため、DOS窓はないと困る存在でした。
何枚もDOS窓を開けるWindows95は私にとって魅力的でした。
まだこの頃はWindowsの入っていないDOSマシンでPSの開発を行っている人もいたくらいの頃です。
エディタを使いながらコンパイルも行える環境の素晴らしさは、昔を知っているオヤジしかわからないことでしょう・・・。
それからNT4.0、Windows2000、WindowsXPと使ってきましたが、DOS窓は切ってもきれません。
未だにモバイルJavaの開発はDOS窓(javac)を使っていたりします。
おっとDOS窓ではなく、コマンドプロンプトと言ったほうが今風かな。
さて、そんな思い出深いDOS窓はついにバージョンアップしました。
その名も
Windows PowerShell。
スクリプト回りが強化され、コマンドベースでWindowsを制御できるのです。
あんまり覚えるつもりもないのですが、私の心に大きく響いたのは、
lsコマンドを使えることでしょうか。
幾度となく、DOS窓でlsと打ち込んでしまい、むなしい気分になったのもこれでおさらばできそうです。(←すごく低レベルだ・・・)
MS、システム管理者向けの新コマンドシェル「Windows PowerShell」v1.0を公開