Brew機もJava機と同じく
SMAFを使用している。(SMAPではない)
SMAFはYAMAHAの音源チップ(LSI)で再生できる着メロ用の音楽データフォーマットだ。
auとVodafoneで採用されている。ちなみにDoCoMoは"MFi"と言う独自?フォーマットだ。こちらは仕様が公開されていないのが痛い。
Brewでの音楽再生フォーマットはSMAFだけではなく、MIDIやMP3なんかも再生できるようだ。この辺はさすがと言いたい。
今回のプロジェクトはSMAFのデータを再生しなければならないので、まずMIDIデータを鳴らしてサンプルで検証する。
*.midファイルをロードしてmidインターフェースを作成すればあっさりエミュレータで鳴った。
次に*.mmfを指定してmmfインターフェースを作成して鳴らしてみた。
「鳴らねえ・・・」
デバッガでファイルを読み込みに失敗していないか確認してみる。
が、その前のmmfインターフェース作成に失敗している。
Brewはインターフェースを作成してからそれぞれの音楽データファイルを読み込み、再生するのが基本手順だ。
「エミュレータでmmfはならないのか?」
そんなハズはない、MIDIが鳴ってSMAFが鳴らないのはおかしい。
色々ネット調べると世界のBrew機でSMAFが鳴るのは現状では日本の携帯だけらしい。
auの技術情報ページに”日本拡張パッケージ”があるのを忘れていた。
SDKばかりに気をとられてすっかり頭から離れていた・・・。
さっそくこれをインストールしてSMAFが無事鳴った。
めでたしめでたし。