データベースにデータを登録して閲覧した。
となるともう1つやらなければならないことがある。
”削除”だ。
次郎くんにデータを消してくれと頼まれれば、消してあげないと可愛そうだ。
と言うことで削除スクリプトを作成する。
スクリプトファイル名は"del.php"とする。
今回はカッコよくスクリプトにパラメータを渡して、指定したユーザーのみを削除できるようにする。パラーメータの名前は"id"だ。
<?php
$db = pg_connect("","","sfl");
if ( $db==false ) {
echo "DB エラー";
} else {
if ( $_GET['id']!=null ) {
$sqlexec = "delete from sflusers where id = ".$_GET['id'];
$ret = pg_exec($db, $sqlexec );
if ( $ret==false ) {
echo "DB エラー2";
} else {
echo "DB DELETED";
}
pg_close($db);
} else {
echo "パラメータを入力して下さい。";
}
}
?>
ブラウザでパラメータを指示する場合は、
http://192.168.10.99/del.php?id=6
とする。
ユーザー番号6番は次郎くんだ。次郎くんのデータを消してあげよう。
上のスクリプトを実行し、"DB DELETED"と表示されればOKだ。
パラメータの入力を忘れた場合は”パラメータを入力して下さい。”と表示する。
このようにうっかりミスを教えてあげるようにエラーを処理をするのもプログラマーの心配りだ。
この心配りを実生活で生かすと、よく気がつくヤツだと人から好かれるかもしれない。
しかし本当はエラー処理を入れるのを忘れたり面倒くさがって入れなかったりして、しょーもないバグで何日も悩んだことがあると言うことは口が裂けても言えない。
次郎くん削除!
念のため"disp.php"でデータベースを確認する。
無事6番の次郎くんデータが抹消された。