愛媛の実家に250GBのHDDを搭載した玄箱を1台持って帰った。
標準の玄箱だと、ソフトはすべてソースからビルドしなければならない。
玄箱はCPUがそれなりなので、コンパイルはあまりしたくないし、実家に設置後は東京から遠隔操作する必要がある。
管理しやすい状態にしておくため、持って帰った玄箱はVine化することにした。
VineはRedHat系のディストリビューションなので親しみやすい。
丁度この
Vine化キットが収録されたムックが発売されていたのでそれを利用した。(←キットを送ってもらわなくて済むのでそういう意味ではありがたい本)
東京ではHDDを組み込むところまでしか作業できなかったので、まずはデフォルトの玄箱Linuxをインストールした。
玄箱のフラッシュROMに特定のコードを書き込むと、フラッシュROMに書き込みができるようになり、今までそれを知らなかった自分はわざわざHDDをフォーマットしていたが今回はそれをやらずに済んだ。(笑)
Vine化自体はムックを見れば問題なくできたが、sambaのコンパイルに1時間かかってしまった。(←パッケージ版はバグがあるらしいのでソースRPMからビルドした)
あとはエディタである
jedをソースからインストールして準備OKだ。(←viはどーうしても好きになれない)
遠隔操作はSSHで行い、認証は鍵認証を使い。
パスワードログインは一切禁止とした。
IPアドレス制限は色々と問題がでそうなので今回は使用しない。
最後にsambaの設定を行い、自分のバックアップディレクトリを作成し、親父もファイルサーバーを利用できるように設定した。
これで東京←→愛媛間の遠隔バックアップ体制の準備が整う。
ちなみになぜ玄箱を採用したかと言えば、電気代がからないためだ。(←母親がうるさい)
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