ソニー銀行がキーロガー対策として専用ソフトウェアキーボードを使用できるようした。
キーロガーとはキーボードから入力されたキーの情報を、予め悪意あるプログラムを常駐させておき、そのキー情報をログファイルに出力しメール等でどこかに送信してしまうプログラムのことを言う。
例えば会社の他人のパソコンやネットカフェのパソコンにこっそり、そのキーロガープログラムを仕込ませて入力情報をゲットする輩がいるのだ。
プログラムはタスクバーに表示されないように作られているので、ほとんど気づかれることはないからやっかいだ。
そんなキーロガーソフトを防止する目的で、ソフトウェアキーボードをソニー銀行が採用した。
ここまではいいのだが、自分が思っていたほどの仕様ではなかったのが残念だ。
と言うのもマウスの(悪意のある)入力監視ソフトを使用すれば、そのマウスカーソル座標から入力されたキーの内容がわかってしまうからだ。
これを防止するためには、キーボードのキー配列が毎回シャッフルするような仕様を採用すれば防止できるはずだ。
銀行のソフトウェアキーボードなんだから最低限キー配列のシャッフルくらいして欲しい。
毎回配列が変わって入力が面倒になるなんて言うくらいなら、ソフトウェアキーボードなんて使わなくていいし、WindowsXPに標準に搭載されているソフトウェアキーボードを使用すればいいのだ。
↑WindowsXP標準のソフトウェアキーボード
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