そう言えば今月の
LinuxWORLD誌はCentOSの特集です。個人的に目新しい情報はありませんでしたが、CentOSを知らない方には良いかと思います。
固定IPの稼動率を上げるため、Windows2003 on VMWare4.5にゲストOSにCentOSを3台インストールして稼動させました。
構築&稼動自体には問題がないのですが、運用するには致命的な問題が発生したのです。
それはCentOS4が
リアルタイムクロックの同期が正常にできないということです。
リアルタイムクロックの同期が出来ないと言うことは時刻が狂います。
時刻が狂うと言うことはサーバー運用には致命的で、logやcronやrsyncなど時刻と密接に関係するものが正常に動作しません。
これはまずいです。
環境が整ったのに時刻が不定だと非常に困ります。
当然ntpdでは永久に時間が合いそうもありません。
現在の環境では時刻がどんどん遅れてしまい、ntpdでは修正がききません(涙)
ハードウェア絡みのデーモンを調べてみましたが、特に原因がないようです。
CentOS3(カーネル2.4系)では時刻に関して問題なかった(それでも多少はズレます)のですが、どうもカーネル2.6系に原因があるようです。
所詮仮想OSなのである程度は仕方がないのですが、それにしても時刻を合わさないと先に進めません。
兎にも角にも時刻の遅れ方が半端ではなく、1日放置しておくと2~3日遅れてしまいます。
お陰でcronが正常に実行されず困りました。
VMWareToolsに解決の糸口があったのですが、これはXでのオペレーションが必要なのです。私はXは入れない性質なので何もできません。ただVMWare4.5がこのカーネル2.6のリアルタイムクロックの問題がVMWareToolsによって修正できるのかは疑問です。
仕方がないので、ntpdateを5分おきにかける方法をとりました。
#!/bin/sh
/usr/sbin/ntpdate -s ntp.***.jp
/sbin/clock -w
このスクリプトをcronで実行します。5分は短い間隔だと思われますが、10分にすると1~3分遅れてしまうので5分にしました。
とりあえずこれで時刻はほぼ実時間を保っています。
ちょっとだけ応援してください♪
こっそり応援してください☆