最近だと風水は応用が激しくなり、私が興味を持った10数年前のイメージとはずいぶんかけ離れたものとなり占いのようになっています。
しかし風水とは本来家の土地探しや墓探しのためのあるもので、最近の風水占いにあまりいい印象を持たないのです。
東京~江戸~は風水的に日本で有数のエネルギースポットです。(←世界でも有数)
山龍(山頂から下に向かって流れる気の意)や川龍(川上から川下に向かって流れる気の意)の気が交差するこの江戸は風水的に気が溢れる場所なのです。
また伝説では徳川家康のブレーンであった南光坊天海が、江戸に幕府を開くことを口ぞえをし、江戸城のある場所から鬼門の位置にあたる場所に日光東照宮を建て江戸城の守護としました。(←上野の寛永寺も鬼門に位置する)
結果は徳川300年の繁栄を生みました。
そして天海は徳川の跡継ぎには御三家の一つ水戸からは迎えてはならない、と遺言を残しこの世を去ります。
ご存知の通り偶然にも十五代将軍慶喜は水戸から迎え入れられ、彼の代で江戸時代は終わりました。
う~んロマンチック。
そんな浅い知識から江戸城のあった、皇居と言う場所に興味を持ち何度か訪れました。
いつも思うのはゴミゴミしている東京でも、皇居のある場所は空が広く何か別世界のような感じを受けるからです。(←東京はそんな不思議な場所が多い)
何年か前に皇居内で江戸城の天守跡が残っているのを見て、軽い感動を覚えたのでした。
江戸城には何故天守がないのかの疑問を探るべく、江戸東京博物館に行ったのでした。
日曜日なので混んでいました・・・。
約30分待ち。
中は見ごたえたっぷりで疲れて眠くなりましたが、多様な資料の集結に感心しました。
江戸城が他の城と比較して大きかった、と言うことを示す模型や江戸城が描かれている絵もよかったです。
最後に江戸城の再現CGを見て感動。
当時の江戸は高層建築物が江戸城天守くらいしかないので、天守や富士山が良く見える風景をリアルに再現していました。(←このCGがDVDで販売されていたので迷わずゲット)
いやーよかったよかった。
出口は記念品コーナーがありました。
欲しい本がいっぱいあったのでメモ代わりに撮影しまくりです。